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ブランディングについて

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ブランディングとは、商品やサービスを提供する企業が、顧客が共感するようなブランド(=マーケットにおける信頼)を構築するための方法のことです。

 

価値あるブランドを構築することで他の企業との差別化が可能となり、売上と利益を増大させることが可能なので、企業にとっては極めて重要なものとなります。

有効なブランドを構築するためには、自社の強みやメッセージを盛り込むことも大切ですが、顧客の視点に立ってブランドコンセプトを考えることも大切です。ブランドとして多くの顧客に親しまれている場合でも、常に顧客を意識してブランディングを行っていないと、市場や顧客の変化について行けない古いブランドとなってしまうでしょう。そのため、市場構造や顧客の変化などを調査し、ブランドの内容を時代に合わせてブラッシュアップしたり、新たなブランドを立ち上げるなどの対応が必要となってきます。ブランドは顧客のためにあるものと考えて、顧客に親しんでもらえるものであるかを常に考えなくてはなりません。

企業にとって重要なブランディングを最初に行ったのは1990年代の初めのアメリカの企業で、ブランド開発の効果によって商品の売上を伸ばし、企業イメージや商品イメージを大きく向上することに成功しています。その影響で、多くのブランドが構築されるようになり、現在の欧米の企業でもブランドはなくてはならないものとされています。

有名な企業のブランドについては、多くの人がブランド名やロゴを知っていることからも、その重要性が理解できるでしょう。日本では1960年前後に大手百貨店などがブランディングを行うようになりましたが、重要性が認識されて多くの企業が本格的にブランディングに取り組むようになったのは1990年以降のことです。しかし、一度ブランドの有効性が認識されて、多くの企業が売上を増大させるようになると、大企業だけではなく中小企業などもブランディングに力を入れるようになりました。特にインターネットが普及してからは、今までよりも安いコストで手軽に多くの人にブランドを紹介することができるようになりました。コストの面で不利な中小企業であっても、効果的なブランディングが可能となっています。これからは、企業の規模や扱う商品に関係なく、効果的なブランディングが右肩上がりの企業経営を行っていくうえでの鍵となっているのです。すべては時代が「モノ」から「コト」にシフトしているからだと言えるでしょう。大量生産大量消費、情報化社会はすでに終焉を迎え、知識創造経営・価値共創経営へと時代は変わってきています。

ブランディングは決して難しいものではありませんが、その概念を正確に理解するためには、ブランド・エクイティやブランド・ロイヤルティなどの専門的な用語などにも理解しておくと良いでしょう。

ブランド・エクイティは構築したブランドがどの位の資産価値を持っているかを表すもので、ブランド・ロイヤルティは複数の商品やサービスの中から特定のブランドを選んで購入し続けることを言います。その他の用語としては、複数のブランドを計画的に管理をするブランド・ポートフォリオや、いくつものマーケティング手法を用いて包括的かつ効果的な戦略を立てるマーケティングミックスなどがあります。

ブランディング戦略を構築する人は当然として、外部の企業にブランディングを依頼する場合でも、これらの用語を理解しておくことで、より適切なブランディングができるようになります。

正しくブランディングを理解することによって、有効なブランドを構築することができるでしょうから、まずブランディングに関する概念や用語などを勉強してから、ブランドのデザインを行うようにしましょう。適切なブランディングは顧客に良いイメージを与えて売上の向上が期待できますが、適切ではないブランディングを行ってしまうと顧客に悪いイメージを与えてしまい売上が増えないばかりか売上を減らしてしまう危険性もあります。ブランド開発に関しては、「何を(ブランディング対象)」「誰に(ターゲット)」「どのように(伝えたいイメージ)」を明確にしておくことが重要です。それらはブランド戦略という形で包括的に計画を練ることが必要であり、一般的に可視化しづらいブランドイメージを定量的または定性的に数値化・言語化しておくことも大切です。

 


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